「ビジョンを忘れるな」(経営学アウトプット1)

経営について学んだこと
ともち

経営者として日々勉強。

本や知人、経営者さんから学んだことをアウトプットしていきます。

どちらかというと自分メモ。

ビジョンを忘れるな

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」でチェシャ猫がアリスに言う。

行き先を知らないなら「どっちに行っても同じだね」

言うまでもないが、ビジネスは「どっちに行っても同じ」ではありません。
事業を始める前には明確なゴールを定め、そこへ突き進む戦略を用意しなければいけないのです。

ゴールにたどり着いたとき何をもって成功とするのかの明確なビジョンも必要。

もちろん、そのビジョンは全員が共有しなければなりません。

絶え間なき革新

ビジネス戦略の策定はSWOT分析などのツールを用いて進めることになりますが、
「絶対に手を出さない」物事や「絶対に足を踏み出さない」方向も決めておくと〇。
(やってはいけないことについては後日勉強。)

市場で最大のシェアを握るというシンプルな目標を掲げた場合も、
「値段で勝負」と「品質で勝負」、
どちらの戦略を採るかで進む道は大きく異なります。
いずれにせよ、戦略の策定にあたって参考になるビジネスモデルはたくさんあります。

たとえばマイケル・ポーターの著作は、
市場を分析し、
そこでの競手の本質を見抜き、
どのようなポジショニングがベストかを見きわめるのに役立ちます。

ひとたび戦略的方向性が決まったら、
次に必要なのは
状況に応じて戦略を修正する柔軟さ!
(ただし当初のビジョンを逸脱してはならない)

とりわけリーダーたる者は常に外部環境の変化に目を光らせている必要があります。

気づかなかったという言い訳は、リーダーには許されません。
独善は禁物。
変化は速くなる一方だし、競争は厳しいのです。

トップであり続け、
ライバルに後れをとらないためには
絶え間なき革新(イノベーション)が必要です。

革新を怠れば、
スマートフォンの先駆者として市場をリードしていたのに、
より高機能な iPhoneの登場を予見できず、
対応を怠ったため、
カナダのブラックベリーはあっと言う間に転落してしまった。。。(例)

バランスの維持

長期と短期の目標を設定し、そのバランスをとる必要もあります。

経営陣は長期ビジョンを忘れてはいけないが、一方で
短期的な目標を迅速に定めて利益を出さないと事業を雑持できません。

先の読めない今の時代に、
長期・短期のバランスをとるのは難しく、
もとより未来の正確な予測は不可能だから、
経営陣としては複数の仮定に基づくシナリオを用意しておくべきです。

それで不測の事態や不確実性を排除できるわけではありませんが、
完全に不意を突かれることは避けられます。

本業と無関係な分野にまで手を広げる多角化路線は
今や影を潜め、
2008年の金融危機以降は本業回帰がトレンドになっています。

実際、C・K・プラハラードとゲイリー・ハメルの研究によれば、
もともと強い本業に集中的に投資してこそ、
ライバルとの競争で優位に立てることがわかっています。

柔軟性

グローバル化と技術の進化、
そして不安定な政治情勢で、
経営判断はかつてなく複雑になっているといわれています。

こういう時代に縦割りで上意下達の組織では対応できません。

もっと柔軟で、現場に権限を持たせ、チームワークで勝負する組織が必要。

組織が柔軟なら誰もが深く関与でき、変化への適応も早い。

外部のパートナーとも、
単なる商取引にとどまらない協力関係を築き、
ともに学習していくことができます。

「学習する組織」という概念を提唱したのは
アメリカのピーター・センゲ。
会社は従業員の学習を促すと同時に自らも学び、変身していかねばなりません。
そのとき経営は硬直した支配から柔軟なリーダーシップに変わるのです。

学びの文化と共通のビジョンをもつ組織では、
異なる役割を引き受けた人たちが
協力してアイデアを出し合い、
物事を決めていく。

だから新しい製品やサービスの開発も速くなります。

そこでは従業員一人一人が起業家。

失敗から学ぶことも重要なので、
ミスを犯した人を責めてはいけません。

責めたり罰したりすれば人はやる気を失い、
新しいアイデアも出なくなります。

21世紀のデジタル経済は
猛烈なスピードで変化を続けています。

カオス(前代未聞の事態)に直面してもあわてず、
勝ち残るためには
会社も学び続けねばならない!

カオスをチャンスに変えてこそ会社は成長できるのです。

今日のビジネス

事業の運営は簡単ではない。
しかし最高におもしろく、エキサイティングでもある。(本より)

もはや大きさは成功の条件ではなく、
インターネットの普及ですべてが変わり、今は小さくたって輝けます。

市場のニッチ(すき間)をねらい、
優れて趣味的な製品で参入した会社が
気がつけばグローバル企業という例も少なくない。

一人か二人で、自宅のガレージかキッチンからスタートして世界の頂点に立った会社もあります。

大事なのは、
消費者の欲しがるモノを作るだけでなく、
それを確実に消費者に届ける方法も用意すること。

加えて、今は企業倫理も大事。

もはや利益至上主義は通用しません。

会計処理に関する規制は厳しくなる一方で、
裏金や贈収賄はもってのほか。

しかも今の消費者は品質や価格だけでは満足しません。
原材料がどこから来て、
どこでどう加工されたか、
それによる環境負荷はどうか?も知りたがります。
(実際私も・・・💦)

すでに倫理的な企業文化を育て、
倫理を守るための手続きやポリシーを設けた会社もあります。
すべての従業員に、求められる行動規範を教えるために。

成功への近道は揺るぎないビジョンを持ち、正しいことを、正しくやっていくことなのです

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